「治療を始めたのに、前より抜けている…」その不安は痛いほどわかります。なんで、治療しているのに毛が抜けるのでしょう。
でも、初期脱毛は薬が効き始めた「ポジティブなサイン」なのです。その理由を医学的なメカニズムに基づき、いつ終わるのか、継続の判断基準を解説します。
この記事を読み終わる頃には、今の抜け毛が怖くなくなり、自信を持って治療を続けられるようになるはずです。
AGA治療の初期脱毛とは?なぜ薬を飲んで髪が抜けるのか

AGA治療を開始したばかりの多くの方が直面し、最も不安を感じるのが「初期脱毛」です。せっかく髪を増やすために治療を始めたのに、逆に抜け毛が増えてしまうのは非常にショックなことですよね。
しかし、結論から申し上げますと、初期脱毛は薬が正常に効いている証拠であり、新しい髪が力強く生えてくるための「準備期間」です。
なぜ薬を飲んでいるのに髪が抜けてしまうのか、そのメカニズムを詳しく解説します。
❶ 初期脱毛は「新しい髪が生える準備」の証拠

初期脱毛とは、AGA治療薬(ミノキシジルやフィナステリドなど)を服用・塗布し始めた直後、一時的に抜け毛の量が増える現象を指します。
これは髪がなくなってしまうのではなく、「休止期(成長が止まって抜けるのを待っている状態)」にあった古い髪の毛が、薬によって活性化された「新しい髪の毛」に下から押し出されることで起こります。
つまり、弱々しかった古い髪が、新しく太い髪へバトンタッチするために道を譲っている状態なのです。
❷ メカニズム:乱れたヘアサイクルが正常化するプロセス

なぜこのような現象が起きるのかを理解するために、AGA(男性型脱毛症)のヘアサイクルを知っておく必要があります。
- AGAのヘアサイクル: 本来なら数年あるはずの「成長期」が極端に短くなり、髪が十分に育つ前に「退行期・休止期」へと移行してしまいます。その結果、細く短い毛が増え、抜けやすくなります。
- 治療薬によるリセット: AGA治療薬を使い始めると、薬の成分が毛根にある「毛母細胞」を活性化させます。すると、休止期で眠っていた毛包が急激に「成長期」へと切り替わります。
- 押し出し現象: 成長期に入った新しい髪が急速に成長を始めると、その上にとどまっていた古い髪を押し上げます。
これにより、本来数ヶ月かけて抜けるはずだった古い毛が、短期間にまとめて抜けるため、一時的に抜け毛が増えたように感じるのです。
❸ この時期の抜け毛は「質の悪い毛」が抜けているだけ

初期脱毛で抜ける毛をよく観察すると、細くて短いものが多いことに気づくはずです。これらは、AGAの影響で成長が止まってしまっていた「寿命の近い毛」です。
「治療が逆効果だった」のではなく、「これから生えてくる健康な髪のために、頭皮がリニューアルされている」と捉えてください。このハードルを越えた先に、太くコシのある本来の髪の毛が待っています。
【期間の目安】初期脱毛はいつからいつまで続く?

初期脱毛の渦中にいると、「このまま一生抜け続けたらどうしよう」と時計を見るのも怖くなるものです。しかし、初期脱毛には明確な「終わりの目安」があります。
いつから始まり、いつ頃ピークを迎え、いつ終わるのか。一般的なタイムラインを知ることで、心の平穏を取り戻しましょう。
❶ 開始10日〜1ヶ月で始まり、3ヶ月以内には治まるのが一般的
初期脱毛が起こる時期には個人差がありますが、多くのクリニックの臨床データや患者様の声に基づくと、おおよそ以下のスケジュールで進行します。

- 開始〜2週間: 早い人では治療開始から10日ほどで抜け毛が増え始めます。「シャンプー時の手に絡まる毛が増えた」と感じるのがこの時期です。
- 1ヶ月前後(ピーク): 抜け毛の量が最も増える時期です。枕元や排水溝の毛を見て「本当に大丈夫か」と最も不安が強くなりますが、ここが踏ん張りどころです。
- 2ヶ月〜3ヶ月: 徐々に抜け毛の量が落ち着き始めます。早い人では、この頃から新しく生えてきた産毛を確認できるようになります。
多くの専門医は、初期脱毛の期間を「1ヶ月〜最大3ヶ月程度」と説明します。3ヶ月を過ぎる頃には、ヘアサイクルが正常化し、抜け毛は治療前よりも減少しているはずです。
❷ 抜け毛が止まった後に待っている「発毛の実感」

初期脱毛が落ち着いたということは、頭皮の下で「新しい髪」が「古い髪」を完全に押し出し、順調に育ち始めた合図です。
初期脱毛の終了後、さらに数ヶ月(治療開始からトータルで4ヶ月〜半年)経つと、以下のような変化が現れます。
- 髪にコシが出てくる: 最初に生えてくる毛は細いですが、次第に太くしっかりした毛に育ちます。
- 地肌の露出が減る: 鏡を見たとき、以前より頭皮の白さが目立たなくなってきます。
- セットがしやすくなる: 髪の密度が上がることで、ボリュームが出やすくなります。
❸ 焦りは禁物。髪の成長には「時間」が必要です
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髪の毛は1ヶ月に約1cmしか伸びません。初期脱毛で古い毛をリセットし、新しい毛が表面に出てきて「増えた」と実感できるまでには、物理的な時間が必要です。
「初期脱毛が起きた=薬が反応して、新しい髪が今まさに作られている」という事実を忘れずに、まずは3ヶ月、そして半年後の変化を楽しみに待ってみてください。
もし、3ヶ月を過ぎても抜け毛の量が全く減らない、あるいは頭皮にかゆみや炎症がある場合は、自己判断せず、一度クリニックの医師に相談してみましょう。
初期脱毛が起きやすい薬の種類と特徴

初期脱毛は、使用する薬の種類によってその現れ方や頻度が異なります。どの薬を服用・塗布しているときに初期脱毛が起きやすいのか、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
❶ ミノキシジル(外用薬・内服薬)

初期脱毛が最も顕著に現れやすいのが、発毛を促進する「ミノキシジル」を含む治療薬です。
- 特徴: ミノキシジルは、休止期にある毛包を成長期へと移行させる作用が非常に強く、血管を拡張して毛組織の血流を改善します 。
- 初期脱毛のメカニズム: 休止期の毛包が活性化される際、新しく生成された髪が古い毛を一斉に押し出すため、治療開始直後に一時的な抜け毛の増加(初期脱毛)が起こりやすいとされています 。
- 期待できる効果: ミノキシジルは毛乳頭細胞からの細胞成長因子の産生を促進し、毛母細胞のアポトーシス(細胞死)を抑制することで成長期を延長させます 。この強力なサイクル正常化プロセスが、結果として初期脱毛を引き起こします。
❷ フィナステリド・デュタステリド

抜け毛を抑える「守り」の薬であるフィナステリドやデュタステリドでも、初期脱毛が起こることがあります。
- 特徴: これらの薬は、薄毛の原因となる男性ホルモン(DHT)の生成を抑制し、乱れたヘアサイクルを元に戻す役割を担います 。
- 初期脱毛のメカニズム: AGAによって短縮されていた「成長期」が、薬の効果で本来の長さに戻ろうとする過程で、寿命が近づいていた古い細い毛が抜け落ちます。
- ミノキシジルとの違い: ミノキシジルに比べると初期脱毛の頻度や量は控えめな傾向にありますが、ヘアサイクルが大きく改善される兆候として捉えることができます。
❸ 併用治療を行っている場合は特に顕著に出ることも

多くのクリニックでは、フィナステリド等で「抜け毛を抑え」、ミノキシジルで「髪を増やす」という併用治療が推奨されています 。
- 相乗効果: 攻めと守りの両面からヘアサイクルにアプローチするため、単剤での使用よりも治療効果が高まることが期待されます。
- 抜け毛への影響: 同時に複数のメカニズムでヘアサイクルがリセットされるため、単独使用時よりも初期脱毛の症状がはっきりと現れる場合があります。
初期脱毛が激しく出ると「自分には合っていないのではないか」と不安になりますが、それは複数の薬がしっかりと毛根に作用し、髪が生え変わるための「大掃除」が順調に進んでいるサインでもあります。
初期脱毛を乗り越えるための3つのマインドセット

急激に増える抜け毛を前にして冷静でいられる人はまずいません。「このまま髪がなくなってしまうのではないか」という恐怖に押しつぶされそうになる気持ちはよくわかります。
ここでは、初期脱毛という発毛まで無事にたどり着くために必要な、3つのマインドセット(心の持ちよう)をお伝えします。
❶ 「抜けている」のではなく「生え変わっている」と考える

最も大切なのは、今の状況を「脱毛」というマイナスな出来事ではなく、「髪の毛の入れ替え(リニューアル)」というポジティブなプロセスとして捉え直すことです。
初期脱毛で抜けている毛は、すでに成長を止めた「休止期」の毛です。そのままにしておいてもいずれ抜ける運命にあった毛が、新しく強力な髪に押し出されているに過ぎません。
- 今の抜け毛=薬が細胞に届き、新しい髪を作らせている証拠
そう自分に言い聞かせてください。抜け毛の数が多いほど、それだけ多くの毛包が再始動したことを意味しています。
❷ 鏡を見すぎない、シャンプーの抜け毛を数えない

不安な時期は、どうしても鏡で薄くなった部分をチェックしたり、シャンプー時の抜け毛を一本一本数えたりしてしまいがちです。しかし、この行動は不安を増大させるだけで、治療には何のメリットもありません。
- 意識的に視線を逸らす: 髪の毛の成長は、植物の成長と同じように毎日じっと見ていても変化は分かりにくいものです。
- 「今はそういう時期」と割り切る: 排水溝に溜まる毛を見るのが辛いなら、あえて細かくチェックせずに掃除を済ませてしまいましょう。
髪の変化を気にするのは、初期脱毛が落ち着く「3ヶ月後」までお預けにするのが、メンタルを保つコツです。
❸ 治療開始から半年の自分をイメージする

AGA治療は、今日明日で結果が出るものではありません。初期脱毛が起きている「今」にフォーカスするのではなく、半年後、1年後の自分の姿をイメージするようにしましょう。
- タイムスパンを長く持つ: ヘアサイクルが一周し、新しい髪が頭皮の表面を覆い、しっかりとした長さになるには最低でも半年はかかります。
- 「未来への投資」と捉える: 今の抜け毛は、半年後に「あの時やめなくて良かった」と笑うための必要経費です。
自尊心(セルフエスティーム)に関する研究でも、薄毛治療において「将来への期待感」を持つことは、治療継続の意欲を高める重要な要素だとされています。今は未来の自分のために、頭皮を休ませている期間だと考えましょう。
【重要】治療を中止すべきか?継続すべきか?の判断基準

初期脱毛の最中に最も悩むのが、「このまま使い続けて本当に大丈夫なのか?」「一度中止した方がいいのではないか?」という判断です。
結論から言えば、「抜け毛が増えているだけ」であれば、治療を継続するのが正解です。しかし、中には放置せずに医師へ相談すべきケースも存在します。あなたが今、治療を続けるべきか、立ち止まるべきかの明確な基準をまとめました。
❶ 継続すべきケース:抜け毛以外に体調不良がない場合

シャンプー時や枕元の抜け毛がどれほど増えていても、それ以外に頭皮や体調に異変がないのであれば、それは正常な「初期脱毛」です。
- 判断のポイント: 抜けた毛の根元を見てください。毛根がマッチ棒のようにぷっくりしていれば、それはヘアサイクルによって自然に抜けた毛です。
- なぜ継続すべきか: ここで治療を中止してしまうと、薬によってようやく「成長期」に入ろうとしていた毛根の活動が再び止まってしまいます。初期脱毛を乗り越えなければ、AGA治療の真の効果を得ることはできません。
❷ 中止を検討し、医師に相談すべきケース

一方で、単なる抜け毛だけでなく、以下のような症状が伴う場合は「薬によるアレルギー反応」や「副作用」の可能性があるため、一旦中止して医師の診察を受ける必要があります。
- 頭皮の激しい炎症(かゆみ、湿疹、赤み): 特に塗り薬(外用ミノキシジル)を使用している場合、配合されている成分(プロピレングリコールなど)による「接触皮膚炎(かぶれ)」の可能性があります。放置すると頭皮環境が悪化し、かえって脱毛を促進してしまいます。
- 体調の異変(動悸、息切れ、めまい、むくみ): ミノキシジルには血管拡張作用があるため、稀に循環器系に影響が出ることがあります。
- 著しい性欲減退や倦怠感: フィナステリドやデュタステリドの服用後に、明らかに体調やメンタルに変化を感じる場合は、医師に用量の調整を相談すべきです。
❸ 3ヶ月以上抜け毛が加速し続けている場合

初期脱毛は通常、開始から3ヶ月以内には落ち着きます。もし3ヶ月を過ぎても抜け毛が全く減る気配がなく、むしろスカスカな部分が広がり続けている場合は、以下のような可能性を疑い、再診を推奨します。
- 薬の濃度や種類が合っていない: AGAの進行速度に対して、現在の治療強度が不足している可能性があります。
- 他の脱毛症の併発: 円形脱毛症や、ストレス・栄養不足による休止期脱毛症などが重なっているケースがあります。
不安な時は「信頼できるクリニック」の専門医に相談を

初期脱毛という大きな不安に直面している時、最も避けるべきは「自分一人で悩み、ネットの情報だけで判断を下してしまうこと」です。
治療を断念してしまった方の多くが、この初期脱毛の時期に誰にも相談できず、不安に負けて自己判断で薬を中止しています。そうならないために、今こそ「専門医」というプロの力を頼ってください。
❶ なぜ今、専門医に相談すべきなのか

専門医に相談することには、単なる知識を得る以上のメリットがあります。
- 「正常な反応である」という医学的診断:
自分の抜け毛が本当に初期脱毛なのか、それとも副作用や別の脱毛症なのかを鏡の前で判断するのは不可能です。
医師がマイクロスコープで頭皮の状態や毛根を確認し、「順調に効いていますよ」と一言添えるだけで、心の負担は驚くほど軽くなります。 - 副作用への迅速な対応:
もし、その抜け毛がかゆみや赤みを伴うもの(接触皮膚炎など)であれば、放置は禁物です。
専門医であれば、成分の濃度調整や、炎症を抑える外用薬の処方など、治療を止めずに継続するための具体的な解決策を提示してくれます。 - メンタル面の伴走者:
AGA治療は半年、1年と続く長期戦です。初期脱毛という最初の難関を共に乗り越えてくれるパートナー(主治医)がいることは、治療成功率を大きく引き上げます。
❷ 相談しやすいクリニックの選び方

今のクリニックに相談しづらさを感じていたり、個人輸入などで医師のサポートがない状態で治療をしている方は、以下のような「患者に寄り添う体制」が整ったクリニックへの相談・転院を検討してみてください。
- 無料カウンセリングや再診料が無料: 不安な時に、金銭的負担を気にせず何度でも足を運べる(またはオンラインで話せる)環境。
- LINEやチャットでの随時相談が可能: 「今日、急に抜け毛が増えた」という瞬間の不安を、その場でぶつけられる窓口があること。
- オンライン診療に対応: 外出が億劫な時や、薄毛が気になって対面が辛い時期でも、自宅から顔を見て相談できる利便性。
❸ あなたの不安は「正解」への一歩です

初期脱毛に悩むのは、あなたがそれだけ真剣に「自分を変えたい」と願い、行動を起こした証拠です。その一歩を無駄にしないために、専門医を使い倒してください。
今の不安を「確信」に変えることができれば、3ヶ月後、6ヶ月後には、鏡を見るのが楽しみな毎日が必ずやってきます。一人で抱え込まず、まずは信頼できるプロに今の胸の内を話してみることから始めてみましょう。
よくある質問(Q&A)
まとめ
AGA治療を始めたばかりのあなたにとって、今の抜け毛は非常に辛く、絶望的な気持ちにさせるものかもしれません。しかし、これまで解説してきた通り、初期脱毛は決して「治療の失敗」ではありません。
最後に、この記事で最も重要なポイントを振り返りましょう。
初期脱毛を乗り越えるための要点
- 初期脱毛は「発毛のサイン」: 薬が毛根に届き、新しい健康な髪が古い髪を押し出している、前向きな反応です。
- 期間は「1〜3ヶ月」: 多くの場合は1ヶ月前後でピークを迎え、3ヶ月以内には落ち着きます。半年後には、その下から育った新しい髪を実感できるはずです。
- 自己判断での中断はNG: 途中でやめてしまうと、ヘアサイクルが改善されないまま元の状態に戻ってしまいます。
- 不安な時はプロを頼る: 頭皮の異常を感じたり、精神的に限界を感じたりした時は、一人で悩まずに専門医に相談してください。
AGA治療は、短距離走ではなく「マラソン」です。初期脱毛という最初の大きな上り坂を乗り越えた先には、以前よりも太く、力強い髪を手に入れ、自分に自信を取り戻した毎日が待っています。
「あの時、諦めなくてよかった」
数ヶ月後のあなたがそう笑顔で言えるよう、まずは今の変化を冷静に受け止め、一歩ずつ治療を続けていきましょう。
もしあなたが「今のクリニックでは相談しにくい」「一人で抱え込むのが辛い」と感じているなら、ぜひ一度、患者様の不安に寄り添ってくれる専門クリニックのカウンセリングを活用してみてください。
【この記事で参考にした資料】
- 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
公益社団法人日本皮膚科学会 - プロペシア医薬品インタビューフォーム/オルガノン株式会社
- フィナステリド説明書/沢井製薬
- ザガーロ 製品基本情報/GSKグラクソスミスクライン
- デュタステリドカプセル0.5mgAV/日医工
- リアップ説明書/大正製薬
- プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について
/厚生労働省 - ミノキシジルの発毛作用について
小友進/日本薬理学雑誌 119 (3), 167-174, 2002/公益社団法人 日本薬理学会 - Randomized clinical trial comparing 5% and 1% topical minoxidil for the treatment of androgenetic alopecia in Japanese men
Osamu Arano, Taisho Pharmaceutical,30 July 2009 - Thema – Androgenetic alopecia: therapeutic options (2024-04)
J. Jimenez-Cauhe, D. Saceda-Corralo, A. Hermosa-Gelbard, M. Dominguez-Santas, D. Buendia-Castaño, S. Vaño-Galvan - Spray vs dropper for minoxidil – is there a difference?
Yoram Harth, MD | Jan 19, 2025,MDhair - Minoxidil and its use in hair disorders: a review
Drug Des Devel Ther. 2019 Aug 9 - Compliance to Topical Minoxidil and Reasons for Discontinuation among Patients with Androgenetic Alopecia
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